軟性線維腫治療について
ちょっとおさらいしつつ、軟性線維腫治療について説明しましょう。
よく、首元などに大き目のイボが出ている人を見かけたり、
自分もあるという人、意外と多いのではないでしょうか?
大きさにより医学的には呼び名が変わるイボですが、
やや大きめ(直径1cm)程度で単発で発生し、色が茶褐色で、
皮膚面から飛び出ているものの事を
【軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)】と呼んでいます。
この種のイボは良性の腫瘍である事が多いのであまり心配する事がありませんが、
やはり治療をするにこした事はありません。
見た目も気になりますからね。
特に、皮膚の薄い、首元やまぶた、わきの下、股などの擦れやすい場所に発生しやすいイボです。
この程度の軟性線維腫によるイボ治療の場合、
はさみで簡単にとる事が出来ます。
ですが、
簡単とは言え自分ではさみを使ってとろうとすると
ばい菌が傷口から入って色素沈着がおこってしまったり、
悪化することも少なくありません。
何より自分で切るなんて勇気がいりますし、痛そうで怖いですよね。
イボに刺激を与えてしまわないように
皮膚科や形成外科等の専門医のところで処置をしてもらう事が安全な方法だと言えます。
軟性線維腫 を治療する際は、
非常に簡単なので痛みや出血もほとんどない事が多いのですが、
注意点として血液をサラサラにする効果のある薬を飲んでいる人が治療をする場合には、
事前に担当医に申告しておく必要があります。
軟性線維腫は陽性の腫瘍ですが、
診ただけでは軟性線維腫なのかその他の悪性腫瘍なのかを見分ける事が出来ないので、
早めに専門医の診断を受ける事が最も安全かつ簡単な方法であるという事になります。
軟性線維腫の治療費用相場
保険3割負担後の相場になります。
軟性線維腫の大きさによります。
顏
小さいもの
で約5,000円〜8,000円
中くらいのもの
約11,000円〜14,000円
大きいもの
約13,000円〜16,000円
顏以外
小さいもの
約4,000円〜7,000円
中くらいのもの
約9,700円〜13,000円
大きいもの
13,000円〜16,000円(病理組織をした場合)
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